桃の神様(意冨加牟都美命)をお祀りする関戸「熊野神社」聖蹟桜ヶ丘(東京都多摩市)
旧鎌倉街道沿い、里山風景が残されるエリアにある熊野神社
静かで心洗われる空間です。
熊野神社とは
速玉男命、泉事解男命、桃の神様である意冨加牟都美命を奉斎しています。
熊野神社のアクセス
京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅からバス(市役所経由多摩センター駅・永山駅行)「熊野神社」下車徒歩1分
京王相模原線・小田急多摩線「永山」駅からバス(市役所経由聖蹟桜ヶ丘駅行)「熊野神社」下車徒歩1分
注意事項
駐車場はありません。
熊野神社の所管社
金比羅宮(桜ケ丘)
ジブリアニメ「耳をすませば」モデル地として、散策王道ルート「いろは坂」沿いにあります。
縁結びスポットとしても近年人気!
九頭龍神社(関戸)
聖蹟桜ヶ丘の「耳をすませば」散策ルートから、少し寄り道も。
「熊野神社」境内の見所
鳥居から本殿へ
境内の木々
霞ノ関南木戸柵跡
鳥居を入って直ぐ脇にある遺跡です。
旧鎌倉街道沿いということもあり、鎌倉時代の歴史的なものが多く残っています。
鎌倉時代の建暦3年(建保元年(1213))に鎌倉街道に設けられた関の柵跡とされています。和田合戦に関連して滅亡した豪族、横山党の残党に備えて設置された軍事的な関所と考えられます。現在の関戸の地名は、関の戸から付けられたもので、関は「霞ノ関」と称されていました。南北朝の終わりごろには軍事柵としての役割を終え、 鶴岡八幡宮や後北条氏の関所(関銭徴収を行なっていた)を経て、天正18年、豊臣秀吉によって北条氏が滅ぼされるとともに廃止されたと考えられます。 霞ノ関の正確な位置は、古絵図等がないため不明ですが、昭和30年代に熊野神社参道際の土居を発掘したところ、丸柱の痕跡が45cm間隔で16ヶ所確認され、現道をはさんだ乞田川方向の延長上からも発見されました。この柱列は、神社が字「霞ノ関」のはずれにあたることや地形的位置関係から霞ノ関の南側の木戸柵と考えられます。北側の柵列は、現在は暗渠になっている関戸川にそった現観音寺の南側に設けられていたと考えられています。 現在は、発見された柱穴上に木材を立てて目標としてあります。公開情報【公開日】通年 【公開時間】9:30~16:00 【料金】なし
旧鎌倉街道沿い「熊野神社」周辺のオススメ
小山商店
全国の日本酒が集まる大人気の歴史ある酒屋さん
週末や年末は旧鎌倉街道が、駐車場渋滞になるほど
年々、駐車場が拡張中で便利になりました!
里山風景(狼谷)&原峰公園
のどかな里山風景が残されています
KゑD(けぇど)の会所・Community space茶の間
熊野神社オススメ散策コース
「いざ鎌倉!」関戸コース関戸の歴史散歩
1つの街道に凝縮された歴史の数々。当時の事を想像しながらポイントをゆっくり巡れるコースです。
聖蹟桜ヶ丘駅 → 関戸古戦場跡 → 横溝八郎の墓 → 延命寺 → 無名戦士のお墓 → 観音寺 → 安保入道の墓 → 熊野神社・霞ノ関南木戸柵跡(東京都史跡) → 原峰公園 → 里山(狼谷)
約1時間19分(2.61km)
桜と関戸の歴史散歩コース
聖蹟桜ヶ丘駅→関戸古戦場跡→熊野神社→原峰公園→天守台→聖蹟桜ヶ丘駅鎌倉幕府を滅亡に導いた古戦場跡や関戸の地名の由来となった関所跡を巡り桜の名所さくら通りを歩く行程約4.2kmの歴史散策コース